本を読み切る達成感

本を読み切ったときに、なんとも言えない達成感を覚える。これは、漫画や映画では得られない感覚だ。本を読むことは、エネルギーが必要であり、集中力があることが前提となる。そのため、落ち着きがなかったり、継続力がない人は本を読み切ることができないのだ。

本を読む目的は、楽しいからとか、知識をつけたいからとか、様々な理由があって良いと思う。私の中では、本を読むことで賢くなりたいということだけでなく、物事の本質を見極める能力を身につけたいという目的が大きい。

何百ページにも及ぶ中で本当に大切なことは、意外と簡単にまとめることができる。それができると、日常の仕事の要領が良くなったり、普段の私生活にも生かされることになる。大切なものが何で、それに力を注ぐ人が成果を出さないわけがない。

それを考えると、自分の守備範囲外のものに果敢にチャレンジしていくことが、本質を見極める力をより高めることにつながる。

できるだけ読んだ本の知識を残すために、アウトプットを定期的に行うことが望ましい。人は読んだことの1割、聞いたことの2割をすぐに忘れるという。体験したことの9割は覚えているというのだ。

何事も行動することが大切なのだ。