なぜ犯罪を犯してしまうのか

最近、強盗事件があいついでいる。彼らは、お金欲しさに会社や人のものを盗もうとする。彼らにも、事情があるのだろう。本当にお金に困っている人、家族のために犯罪を犯す人、周りに流されてやってしまう人、様々だ。

彼らに対して思うのは、強盗が成功するとして、その後がなぜ考えられないのかよく理解できない。今は、監視システムが向上し、一度犯罪を犯して逃げ切れても、一生逃げ続ける人生になるということが何故わからないのか。もちろん、犯罪を犯したものの家族は厳しい世間の目にさらされることになる。それだけのリスクがあるということを考えられないから、間違った行動をとってしまうのだろう。

そして、そもそも人のものを奪うことは、良心が許さないものだ。道徳心が育ってないから、そういった誘いにブレーキをかけることができないのだ。

犯罪を犯せば、悲しむ人がいる。その悲しむ人がいるという想像力が働かないのである。いずれにしても、先のことが見通せない人は、こういった犯罪にまで手を染めてしまう可能性があるということだ。家庭や学校では、なかなかこういった人の扱いが難しい。どうすれば良い人材が育つのか考えていかなければならない。