長期計画は立てるべきか

自己啓発本を読んでいると、短期と長期の計画を立てるべきだということを目にする。それぞれで計画を立てることで、スモールステップで目標をクリアしていき、本来の目標に到達できるという仕組みである。

これは、勉強や仕事、人間関係などで成功体験を積みやすい手法なのでおすすめだ。しかし、そもそもその長期の計画が不適切であったり、時代に合わなくなる可能性も出てくる。

長期で立てた計画が変わってしまう可能性は十分にあり、それにこだわり続ける必要もない。小学生の頃の夢を叶えた人はどれくらいいるだろうか。おそらくほんの一握りだろう。

これは、目標に向けて努力できていないというよりも、考え方が変わったり、時代の波の変化によるところが大きい。15年前に将来の夢はYouTuberだと言ってたら頭がおかしいと思われただろう。

そのため、自分の考えは変わる可能性があることを念頭におき、人生の計画を立て、情報を取り入れながら少しずつ変えていけばいいのだ。