投機は本当にだめなのか

投資と投機の違いはあいまいである。投資はお金を資本に投じる。一方で、投機はお金を機会に投じる。投資は会社にお金を預けることにより、会社の成長と共に、利益を受けることができる。投機は、ギャンブル要素が強く、誰かが得をすれば誰かが損をする仕組みである。

株式投資はギャンブルであるという人もいるがあながち間違っていない。しかし、株式投資を長期で行った場合、米国であれば平均利回りが5〜7%が期待できると言われている。これは、データによるものでこれからどうなるかはわからない。だけれども、長期的に見て儲かる可能性が高い、魅力のある投資手段と言えるのだ。

投機が悪いわけではない。今の世の中、若いうちにお金持ちなるためには、どこかで大きなリスクを取らなければ、お金持ちにはなれない。

若くして成功した人達が口を揃えて言うことは、皆運が良かったという。これは確かなのだ。しかし、何もしないでただぼーっとしていたわけではない。成功した人は、皆行動していて(しかもスピードが早い)、やるべきことをやり、しっかり準備しているのだ。

成功するためには、自分の軸をもち、どんな生活を送りたいのかを明確にして、しっかりとその目標に到達するための準備をして、後は運に任せるといった戦略が良いのだろう。