大多数の意見がいつも正しいわけではない

大多数の人がそういうのだから、おそらく正しいだろうと考えることは悪いことではない。特にその分野において全く知らない素人である場合には、参考にした方がいい場合が多い。

しかし、必ずしも大多数の人の意見が正解なわけではない。お金持ちになっている人は少数だ。大多数の人が言うことをひたすらやってもお金持ちにはなれないのだ。だから、人の意見だけでなく、自分がどうしたいのかを自分の頭で考える必要がある。

株式投資においては、株価が低い時に購入して、株価が高いときに売れば儲かる。周りの人と逆のことをすれば儲かるとも解釈できる。逆張りというが、逆張りをしてそのまま会社が潰れていくことも当然起こりうる。

そのため、ただ周りの人と逆の行動を取れば良いという単純なことではないのだ。逆の行動をとって上手くいくこともあれば、いつかは必ず失敗する。

さまざまなな情報をもとに、自分の頭でよく考えて、意思決定をしていくことこそが投資で必要なことなのだ。