日本は今後衰退していくと言われている。2023年に日本はドイツにGDPで抜かれ、2025年にはインドに抜かれると予想されている。ドイツに抜かれたことについては円安であったり、日本人の労働生産性によるところが大きいとされている。インドにGDPが抜かれるということは、仕方のないことだ。なぜならば、インドは中国の人口を上回り、年齢構成も若く、これからより成長が見込めるからだ。マーケットの規模の大きさはGDPに欠かせない要因になる。
日本は、自動車で世界で輝きを見せつつも、半導体の生産やスマートフィンなどの家電製品、googleなどの企業のプラットフォームの競争で負けている。そのため、外貨を稼ぐ手段が少なく、貿易赤字も膨らんでいる。
今年から賃金が上がるとされているが、物価の高騰が大きく、実質賃金においては、マイナスになってしまうのではないかと予想されている。日本の金利も段階的に上げざるをえないだろうが、アメリカとの金利差はすぐに解消されることは考えにくく、円安が保たれることが予想される。
ニュースでは、毎日のように物価高騰などの悲しいニュースが報道されており、国民の消費意欲は停滞しているように感じる。しかし、悲観することもないと考える。日本は少子高齢化が進んでいるが、日本の大企業は国外のマーケットを意識して経営している会社が多くなった。世界の成長を取り込むことができれば、日本も再び輝くことができる。日本株も上がった。あとは、成長分野に投資をして、大きなシェアを獲得できるようになれば、日本はもっと良くなる。そんな未来を期待したい。