株式投資の戦略

井村俊哉さんは元々芸人をしていたが、大学時代に始めた株式投資がいつのまにか本業になっているという。今では、資産が10億円を超えているにも関わらず、勉強を欠かさず行っているという。奥さんや子供がいるが、家事育児はほとんどせずに、株式投資に多くの時間を使っている。本人が言うには、1日16時間は投資に時間を費やしている。

これほどの資産があるにも関わらず、なぜそこまで努力し続けるのかが理解できない。本人がいうには、死ぬ時も株式投資を行なっているというくらい、株が好きなのだろう。好きこそものの上手なれ。これがまさに成功している秘訣なのだろう。

井村さんの投資術は、ファンダメンタル分析で、会社の決算書をしっかり読み込んで、企業分析を徹底的に行うスタイルだ。2〜3年の期間で2倍になりそうな株式に集中投資を行うやり方だ。割安株を見つけて、そこに投資をする。

本当は大きな価値があるのにも関わらず、市場で安く放置されているものを適切な値で買うらしい。納豆を買うような感覚のようだ。納豆は3パックで100円程度で売られている。美味しいし、タンパク質も取れて健康に良い。こんなにコスパのいいものはなかなかない。

悪くなったイチゴが半額で売られているのとは訳が違う。いかに良いものが安く手に入らないかという視点は日常生活やビジネスでも共通するところは多いはずだ。