全てを一生懸命にやり続けることは無理だ。一日24時間しかないわけで、時間は限られている。だから、何かに絞って時間を使っていくことになる。
サカナくんは、小さい頃から魚と絵を描くことが好きで、それ以外のことにはほとんど関心を示さず、魚と絵に熱中した。親もそれを認めていて、魚の専門性が高まり、今や大学の教授になるまでになった。
サカナくんは、小さい頃から、魚について勉強し続けたからこそ、今の姿があるわけで、おそらく、塾で満遍なく勉強させられたらあのようにはなかなかったかもしれない。
一つのことを極めるためには、何かを捨てなければならないこともある。もちろん、一般教養は重要である。それ以上に、自分の誰にも負けない武器を持つことはもっと重要なのである。
その武器をもてるようになるには、全てを頑張るのではなく、優先順位をつけて、徹底的にやれる力が大切になる。
何かを得るために、何かを捨てる勇気を持ってみてはどうだろうか。