確率を学ぶ意義

高校数学で確率の勉強をしたときに、これは面白いと思ったことがある。日常生活と深く関係していて、学ぶ必要性も感じた。

社会人になってから感じたことは、組み合わせの計算ができると数学が日常生活にいかせるということだ。競馬で馬券を買う時に順列と組み合わせの計算式を使うことで、何点の買い方があるか瞬時に把握することができた。

さらに、サッカーなどのスポーツのグループリーグで総当たりするときに、組み合わせの計算をすることで、試合総数を計算で求めることができるようになった。

これらを活用できたときに、学んでいて良かったと思うし、何より数学が日常生活に活用されていることに嬉しさを感じた。

期待値の考え方も大切だ。宝くじは回収率が45%程度と言われる。300円の宝くじ一枚を買うと、平均で135円程度しか戻ってこない。この平均値135円を期待値という。この期待値を知ることで、このゲームに参加する価値があるのかどうか判断することができるようになる。

人生は選択の連続だ。その選択をする上で、期待値や確率(起こりやすさ)を事前に知っているかどうかで、より良い判断ができるようになるのだ。だからこそ勉強は面白く、必要なものなのだ。