生きるとは主体性をもつこと

主体性とは、自らの意思や判断により、自らの責任を持って行動することである。人の意見に流されたりすることなく、自分がどうしたいかで動くことだ。

私は、主体性を持って生きることこそが、生きている証であると思う。小さい頃から、親や先生などから大人の言うことを聞きなさいという教育を受ける。大人の言うことをきちんと聞く子が良い子であると思われる。

しかし、大人になって成功しているのは、大人の言うことを正直に聞き続けてきた子ばかりではない。むしろ、周りからどう言われようが、好きなことにとことん打ち込んできた人も多いのではないだろうか。つまり、はいと素直に答えるだけの良い子ちゃんでは、成長が止まってしまうのだ。

素直な心も大切なのだが、大人になればそれだけでは伸びない。主体的に自分の頭で考えて、行動する力こそが大切なのではないだろうか。

今の社会は、職業も、結婚相手も自由に選べるとても良い時代だ。そんな時代に人の言うことばかり聞いていても楽しくない。自分自身が本当にやりたいことを自問自答し続けて、主体性に生きることが、人生そのものではないだろうか。