自分の好きなものにお金を使う

お金の使い方でその人の人間性が出ると言われる。お金は限られた中でどのように使うのかがとても大切だ。ケチと節約は異なる。ケチは、何に対してもできるだけお金を払わないような行動をとる。一方、節約は、できるだけお金を使わないようにするのは同じだが、適切なところで思い切ってお金を使うことができる。人に対しても、お金を使うこともできる。

好きなものにお金を使うことで幸せを手繰り寄せることができる。ただ、収入や貯蓄は制限があり、すきなもの全てにお金をかけられるわけではない。ここで、自分の興味のないものやお金をかけなくていいところに、とことんこだわり、無駄なものを削る努力が必要になってくる。

となりの億万長者という書籍で紹介されていたが、お金持ちの半分はスーツにお金をかけないという。中には、高級品で身を包む人もいるが、お金持ちはお金をかけるべきところを見極めて、あえてスーツにはお金をかけない人が多いのだ。投資の神様のウォーレンバフェットも、中古住宅に今でも住んでいる。

10万円のワインを飲んだりしても良い。それは、ワインが好きだったり、ワインを大切な人と飲む時間を大切にしたかったりする場合には、全く問題ない。何に、お金をかけて、何にお金をかけないのか。それを適切に見極められる目を持つと、お金持ちに近づき、より豊かになれるのであろう。