人生を面白くするために

良い環境に身を置くことはとても大切だ。環境によって、その人の能力が最大限に発揮できたり、新たな気づきが得られたり、モチベーションが上がったりする。人の本質は変わらない。しかし、少しの意識や工夫により、なりたい自分に近づいていくことは可能だ。だから、良い環境に身を置いて努力を続ければ幸せになれるのではないかと考える。

よく職場がブラックだとか、家族がクソだと言う人がいる。自分がくすぶっているのはその身の周りの環境のせいであると訴える。確かにひどい職場や、大変な家庭はある。しかし、人生が上手くいかないのは、全て周りのせいなのかどうか考えるべきだ。苦しい環境でも、前を向いて人生を楽しもう、良くしようともがいている人はたくさんいる。

いつまでも全てを人のせいにしていては、その人自身の成長は見られないのだ。だから、まずはその環境でどうすれば充実した人生になるか考えて、実践することから始めるべきなのだ。

小さなところに幸せはある。芸能人と会ったから。海外を旅行したから。幸せの尺度は人それぞれであり、別に、大きなことをしたから偉いわけではない。

身の周りの人を大切にして、与えられた仕事を一生懸命にやる。まずはそこからではないだろうか。その先に、自分の工夫で楽しみを見出す力もその人の能力なのだ。人任せにしてばかりではいけない。