ルールを変えること

会社のルールを変えたいと思うことは多い。しかし、なかなかそのルールを変えるために動く人は少ない。そのルールを一生懸命に守ってきた人たちがいる中で、新しいルールに抵抗を持たれる可能性がある。

ルールを変えようとすると、とても大きな時間と労力をかけることになる。そのルールを変えるための時間は、もっと別のことに使えるのではないかと思い、動くことをためらってしまう。時間は有限だ。できるだけ時間は有効に使いたいので、無駄にしたくない思いから、静観という選択肢をとってしまうのだ。

また、ルールを変えようと必死になって動いたものが、突如その会社を辞めたり、異動になったりするときに、混乱が起こる可能性も出てくる。主となって動いてた人が急にいなくなることによって、残された人達が困ることになる。そういうリスクもあることから、なかなか一歩踏み出せない現状がある。

日本人は、我慢するタイプの人が多いと言われる。でも、その我慢が、自分だけでなく、周りの人にも負担になってる場合は多く、チームを組んで変えていくことが大切なのではないだろうか。