『ハッピーバレンタイン』と言われて、チョコレートをもらった。今は、バレンタインデーにそのような言葉を添えてお世話になっている人にチョコレートを渡すのが、定番なのだろうか。とにかくチョコレートが好きかどうかに関わらず、人からものをもらうのは嬉しいものだ。
ギブアンドテイクの法則により、誰かからもらったものは、お返しをしなければならないという心境になる。これは、心理学の罪悪感という感情によるところが大きいようで、もらったままでは相手に失礼であると罪悪感を感じるようで、お返しをするというものだ。興味がない人や、普段関わりのない人でも、何かもらえば返さなければならないと感じるのは、つらいところである。
しかし、何かを与えれば『ありがとう』という言葉がついてくる。その感謝の言葉をもらえれば、人はより幸せになる。そういう意味で、こういった誰かにプレゼントを渡す機会は、幸せをもたらしてくれているようにも感じる。
