幸せの定義

人それぞれ幸せだと思う基準は変わってくる。良い車に乗って、良い家に住んで、美味しいお酒を飲む。贅沢すれば幸せになると思っている人が多いかもしれないが意外とそうでもない。

人との繋がりが幸せの根源である。人との繋がりがなければ、幸せは感じ辛い。一方で、人と関わることで、ストレスを溜めてしまうという側面もある。自分の関わりたい人だけ周りに置いておけば、それほど幸せなことはないのだ。

生涯を持った人が堂々と『私は幸せです』というのは、とても説得力がある。我々健常者が感じたことのない苦労をしてきている中でも、その言葉が言えるのは、周りに支えられているまたは、周りを幸せにしていることが予測できる。その人がいかに人間らしい生き方ができているかがわかってくる。

そこから学ぶべきこととして、小さなことにでも幸せを感じることの大切さを知るべきだ。別に資産が一億円なければ幸せとは言えないわけではない。家族との些細な会話や生活の中に幸せはいくらでも見つかる。

その人自身が、自分そして、周りの人との関わりをどのように捉えるかが大切であり、『自分は幸せです』と言えるこそが幸せなのだ。