老後の資産運用について

老後は資産をいかに増やすかではなく、いかに適切に使っていくかが大切である。65歳から、70歳くらいから積み立てた投資信託を解約し、現金にしていくことを想定する。

おすすめされているのが、定率取り崩しだ。積立投資においては、定額積立が理想的とされているが、解約時には、注意が必要だ。

定率取り崩しはまず、積立金と預金を準備する。積立金の利回りが良いときには、積立金を多めに解約する。一方で、利回りが低い、マイナスのときには、積立金を少なめに解約する。これにより、積立金が減りにくいようにすることができる。

例えるなら、温泉水とサーバーだ。温泉水が出る場所があるのだが、その温泉水は毎日でない。一気に出る時に、それをストックしておくことができるとする。毎日温泉水を飲むとすると、上手くサーバーを利用すれば、毎日温泉水を安定的に飲むことができる。

温泉水が積立金で、サーバーが預金である。上手く預金を利用することで、資産を持続させることができるようになるのだ。