株式投資で知っておくべきこと

株式投資において成長性はとても大切な指標である。しかし、その会社が成長したからといっても、投資家達の期待を下回れば、株価は下がり、リターンも低下する。株式投資とは、企業の成長性にかけるものである。そのため、投資家の期待を上回ることができるかどうかという見方が非常に大切になってくる。

アメリカのAT &TやIBMのようなIT関連の会社は非常に大きな成長をしてきた。しかし、世の中はインターネットの凄まじさを信じて、IT関連株にたくさんのお金が集まり、一時大暴落したこともあった。

将来収益を上げてくれるから投資をするという単純な考えではなく、現在その企業の株価が適正かどうかを判断する力こそ大切なのだ。その判断する指標としてPERが有効だ。

大きな成長をしていなくても、配当金を出し続け、少しずつ収益をあげてきたフィリップモリスのような会社も珍しくない。

名前だけでとか、旬の業界だけで投資をする判断はあまり好ましくない。一投資家として、将来の期待リターンをさまざまな角度から会社をみることが、安定した資産を築くために大切なことだと考える。