今、自分自身の命が失われることになれば、何を思うだろうか。今が充実しているかどうかに関わらず、恐ろしいだとかもあるだろうが、悔いが残る人がほとんどではないだろうか。
なぜならば、普段から死を意識して暮らしている人はほとんどいなく、本気で死に向き合う準備と覚悟ができていないのだ。
今、必死に働いて、多くの資産を築いた者でも、何かやり残したことがない、悔いはないと言い切ることができる者はごくわずかだろう。
必死に働いて、お金を貯めることはとても重要である。その人は将来お金に困ることはまずないだろう。
しかし、必死に努力し、頑張り続けた者は、将来のために頑張っていることが多く、我慢して働き続けた今も半減してしまう。
長生きリスクに備えて、必死になって働きお金をためる。さらに、いつ死んでもいいように、やりたいことを我慢せずにやる。そのバランスこそが、豊かに生きるために必要な考え方である。