後輩への期待

自分が当たり前に見えているものが後輩に見えていないことにがっかりすることがある。これは、自分の価値観の押し付けなのだろうか。自分だったらこうするのに、後輩にはできない。そもそも見えていない。

少し人種の違う人なのだろうと感じる。自分の大切にしていることと、後輩が大切にしていることが違う。今まで付き合ってきた後輩とは価値観が似ていたからこそ、ギャップを大きく感じてしまう。

自分の価値観はずれていて、そしてそれを後輩に強要することは果たして正しい行動なのだろうか。自分自身が積み上げてきたものは間違っていたのかと感じてしまう。ただ、私の考えに同調してくれる人もいるので、正解は何なのか。とても難しい。

後輩が今まで誰のもとで働いていたかという問題もある。尊敬できる人が周りにいなければ、人の意見を聞こうとしなくなる。上に立つものが、信頼されていなければ結局、信じるのは自分のみとなってしまう。

自分が大切にするものと、周りが大切にするものを考えながら、日々仕事をすることが重要であると感じる。自分の価値観はいつも正しいとは限らない。ただ、相手を理解しようという気持ちと、対話していくことがとても重要だ。