休むことの大切さ

10日ほど連休をもらえた。普段、仕事のことで頭がいっぱいだった状況が、リセットされた感じになっている。連休中は、読みたかった本や、観たかった映画やドラマに時間を費やすことができた。また、普段会えない友人や家族とゆっくり話ができる機会があって良かったと思う。

普段会えない人と会うことで、自分の身の周りの大切な人達の価値観を確認できるし、なにより自分自身がどのように変わっているのか、もしくは変わっていないのかが確認できる。仕事に夢中になると、その仕事で求められる人になろうとする。

仕事をしていると、本来そんなキャラクターではないのにも関わらず、リーダーシップを発揮したり、後輩を怒ったり、指導しなければならない。それが、続けばその人の人格の一部となってしまう。役割が人を変えるのだ。

私は、そういう一面も時には必要だと思う。しかし、その職場で求められる人格に完全に染まるのは良くない。自分自身を隠して生きることほど、息苦しいことはない。大切な人の前でこそ、素の自分で入れるようになりたい。

本当になりたい自分が何なのか。それを確認するのに、この正月休みは最適だった。仕事は、職場で求められているものをやる。だが、自分自身全てを犠牲にしてはならない。仕事をしながら、なりたい自分になることを目指し続けたい。