賞レースに出場し続ける芸人

先日、アメトークという番組で、「賞レース決勝常連なのに優勝していない芸人」の企画があった。さらば青春の光ジャングルポケット、見取り図が出演していた。どの組も賞レースは逃してしまったものの、よくテレビで見かけるので、売れているように感じる。そのため、賞レースは逃したが、成功したといえるのではないかと感じる。

その中で、ジャングルポケットは売れてからも、賞レースに挑戦し続けたという。M-1は制限があるが、キングオブコントは何年目でも出場できる。そのため、賞レースで優勝したいという気持ちを持って、キングオブコントに出場し続けてきた。

メンバー内でも、出たくないという声はあるようだ。それが、コンビやトリオの難しいところであり、なかなか意見がまとまらないこともあったようだ。メンバーが皆、同じ方向を向いていないと、目標の達成は難しい。

売れてもなお、賞レースに挑戦し続ける姿はかっこいい。人それぞれ、目標に向かう理由は異なる。単純に面白いものを作り、評価されたいのか、優勝という肩書きがほしいのかはわからない。

それでも、何年経っても、目標に向かって努力する人たち、夢を追う人たちに憧れる。自分にも、そんな目標がないか今も探し続けている。