精神の安定

忙しいと、物事を楽しむ余裕がなくなる。人によっては忙しくても、常に冗談を言って、楽観的な性格な人もいるが、根が真面目な自分にとってはそれはなかなか難しい。「〜しなければならない」が毎日、ふとしたときに考えてしまう。

日々、仕事に追われていることから、休みの日まで侵食されてしまっている。休日に仕事のことは一切考えないことの大切さは十分に理解している。しかし、休みだからこそ、ゆとりができて仕事のアイデアが浮かび、余計に仕事について考えてしまうのだろう。

職場の先輩は、「仕事が趣味」と言い切る。週始めは、ゆとりをもってスタートを切りたいと思い、土日も出勤するのが当たり前だ。それでも、毎日多忙な業務に追われ、常に忙しい生活を送っている。なんとかその先輩の助けになりたいと思うが、できることは話相手になってあげるくらいで、ほとんど何もできない。

真面目な人こそ、仕事時間を減らす工夫が欠かせない。仕事しか見えてない生活であれば、仕事で上手くいかなかったときに、大きな絶望感を感じて立ち直りにくい。だからこそ、仕事以外に打ち込むものを作ることが重要だ。

また、仕事は忙しい時期は当然あるが、休息の日を必ず設けることが、持続可能な生活を送るために欠かせないことだ。仕事は、やりがいがあって楽しい面もある。大きな学びにもなり、得るものはたくさんある。ただ、それだけに没頭することはリスクがあることを頭に入れて生活したいものだ。