お金を貯める考え方②

お金を貯めるためには、どうやって貯めるかという手法だけではなく、お金を貯めるための考え方がより重要だ。

① 長く使うならお得にならないか

1万円のバッグと10万円のバッグでは、1万円のバッグの方が、安いと考える人がほとんどだ。しかし、1万円のバッグを1年間使うとする。一方で10万円のバッグを20年使うとすると、1日あたりの価格は10万円のバッグの方が安くなる。

② 1回あたりのサービスで考える

30万円のテレビと50万円のテレビを比較する。どちらも10年間使うとする。1日あたりの金額をだすと、30万円のテレビは、30万÷3600日=83.3円。50万円のテレビは50万÷3600日=138.9円。50万円のテレビを買い、10年使えば、1日あたり138円でテレビを観ることができる。これがその人にとって高いか安いか判断材料になる。

③ お金を使うことによりFIREまでの道のりがどれだけ短くなるか

蓄財する目的がFIREを達成するためだった場合は、より適切にお金を使うようになる。

④ 将来のお金の価値を考える

ウォーレン・バフェットは1ドルを落としたときに、「将来の100ドルを落としてしまった」ということがあったらしい。複利の効果は絶大であり、将来のお金の価値で物事を考えることができれば、蓄財できるようになるはずだ。