不幸にならないために

不幸にならないために、人はできるだけのことをしようとする。その中で、自己決定こそが幸せにつながる。幸福論の研究の中で、お金持ちや、成功よりも、自己決定することがその人の幸福度を高めることになるそうだ。

起業をして成功した人は、確かにお金持ちになって、名声を得たかもしれない。しかし、成功するまでに数えきれない程の失敗を繰り返し、多くの意思決定をしてきた。その自己決定の連続によって幸福を得ているのだ。

いつも相手に合わせてしまう人は、優しいと思われがちであるが、自分で自己決定していないので損していると言える。また、誰とでも仲良くする人に関しても、相手に合わせる部分も多いため、心理的な負担がかかっている。いかに自分で決めるかが大切なのだ。

自己決定ができないと、人のせいにしがちになる。自分でした選択ではないため、失敗しても、その失敗を人になすりつけることになる。これでは、その人は伸びないし、幸福な人生を送れるはずもない。

自己決定ができない人は、自分自身が今、自己決定ができる環境にあることを認識するべきだ。バイトや会社を辞められない。部活を辞められない。海外に行けない。それらは全て幻覚だ。一歩勇気を持って踏み出せばどれも叶えられる。その勇気が足りないだけだ。

人の人生に責任を持つことはできないが、自分の人生を選択する大切さを認識してもらいたい。その自己決定マインドがその人の豊かな人生を作るのだ。