資格取得と目的地

現在、私は簿記2級の資格取得に向けて勉強している。通信の授業を受け、あとは独学で学習を進めている。なかなか内容にボリュームがあり、コツコツと勉強しないと合格は難しい。マネーリテラシーを高め、お金持ちになりたいと思い、始めた。

簿記の知識は株式投資の財務諸表を読む上で使える。また、これから会社を辞めて、自分で事業を起こすとなった場合にも役立つと思った。将来会社を辞めたいと具体的には考えていないが、どうなっても良いように、選択の自由があることに憧れた。

資格取得の勉強をしていると、様々な誘惑との戦いがある。だから、誘惑の少ない朝に学習するようにしているのであるが、それだけでは勉強時間が足りないので、夕方にも自分自身と戦いながら勉強するようにしている。

資格取得をすることが今の最大の目標である。だから、そこにエネルギーを使うことはとても重要だと考える。しかし、資格取得はあくまで一つのステップである。資格取得は手段であり、それを用いてこれからどうするかの方が大切なのだ。

別に、簿記2級に合格したくらいで人生は変わらない。資格取得がゴールなのではなく、その先にどうしたいのかをイメージしておくことが大切だ。私は、自分の身の周りの家族や友人を大切にして守っていきたいと考えている。

資格取得のために、それらを蔑ろにしてしまっては、本末転倒だ。自分の価値観を再認識し、人生の羅針盤を常に持っておく。それをもとに生きていくことでブレない、そして後悔しない人生を送ることに繋がるのではないだろうか。