習慣を継続させるためにやる気の維持は欠かせない。特に、会社員は一週間のほとんどを会社で仕事をしている時間がほとんどだ。そのため、やる気が起きなければ、仕事が捗らないし、何より面白さを感じにくい。
やる気を持続させるためには、スキルと難易度のバランスが大切になる。仕事の難易度が高く、自己のスキルが低いと、不安な状態になる。一方で、仕事の難易度が低く、自己のスキルが高いと、退屈な状態となる。
仕事の難易度が高い場合は、自己のスキルを少し伸ばす。仕事の難易度が低い場合は、仕事の難易度を少し上げる。すると、仕事の難易度と自己のスキルのバランスがよくなり、フラットな状態ができる。このフラットな状態こそ、やる気の維持に欠かせないことなのだ。
つまり、やる気は人から与えられるものではなく、自分自身の工夫によって作り出していくものなのだ。よく、仕組み化、自動化すると、習慣が継続すると言われる。しかし、そこには、楽しさはほとんど感じられない。日々の習慣を楽しいと思わせるためにも、どうしたら自分のやる気が上がり、それを維持していくかという視点が大切になる。
スキルと難易度のバランスを保つという考え方はとても有効だ。それ以外にも、自分がどうすればやる気が維持されるのか考えていくことが、自己の成長につながるのではないだろうか。
