変えられないことには文句を言わない

世の中において変えられないことに不満を持ち、それにこだわることによって、生産性を下げたり、人間関係を壊したり、健康を害したりする人がいる。

世の中は平等だと言われながらも、偏見や差別、理不尽は当たり前だ。全てにおいて平等である世の中を望むが、それはただの幻想だ。現実は変わらない。

日本の政治の批判をしたり、政策を批判したり、税金が高いと嘆いたりするが、それは個人が声をあげてもほとんど変わらないのだ。

それよりももっと、その状況下のなかで、自分自身がどう立ち回れるかを考えた方が良い。変えられないことに時間をかけるほど、無駄なことはない。

変えられるのは自分自身の行動だけだ。人を動かすことも難しい。大きいことを成し遂げたいなら、まずは自分のできることを精一杯やることによって、実力をつけ、仲間を作り、大きな目標を達成する流れになる。

今、自分が置かれた状況の中でできる最善の行動が何なのかを考え、行動していくことが何よりも大切なのだ。