カタールワールドカップ日本代表

日本はカタールワールドカップにおいて世界を驚かせた。日本が入っているグループEは、ヨーロッパの強豪で、優勝経験もあるドイツやスペインがいて、コスタリカも決して侮れないチームだった。

それでも日本代表の選手達は果敢に立ち向かい、ドイツとスペインを撃破した。勝ち方が特徴的で、ともに0-1で負けているところから、同点に追いつき、逆転勝利をおさめた。

観ている側からすれば、これほどまでに興奮することはない。強いチームに対しても、しっかりと対策をして自分たちのサッカーをすれば、勝てることを証明してくれた。

これは、サッカーに関わる人以外にも刺激を与えた。よくサッカーがわからなくても、あの試合を観れば感動するだろうし、心も動かされるだろう。最近はテレビでサッカー番組もやらなくなった。サッカーの人気も低迷していると言われている。その中でも、ああいう活躍はサッカー界を盛り上げてくれるだけでなく、日本にも元気を与えてくれた。

ワールドカップ期間は寝不足が続いた。クロアチアに負けて、夜更かしして日本代表の試合を応援することもこれから、なくなると思うと寂しく感じるが、残っているチームを応援したい。

日本の選手は確実に力をつけている。長友選手は、これまでの日本代表で一番強いチームだと言っていた。若手が育ってきているのだ。若くして海外へ行き、自らの力を高めて、それを結集した成果がでた。

日本のJリーグ選手だけ集めてもこれだけの結果は出なかっただろう。今の若者はだめだ。チャレンジしないと言われるが、サッカー日本代表の選手達こそ、若い日本人の見本なのではないだろうか。彼らのように、夢を持って、自信を持ち、行動して、大きなことを成し遂げたいものだ。