時間を制するものは人生を制する

時間を無駄にしないと生きようとするが、気持ちが入りすぎることで、空回りを起こし、ただまたなんとなく過ごす日々がやってくる。この繰り返しの人が多いのではないか。それを打開する考え方が2つある。

① 目標達成マインドからの解放

目標を達成するために生きる人生ほど辛いものはない。なぜなら、未来の自分より、今の自分は劣っていることを認めることになり、自己肯定感が低くなるからだ。さらに目標を達成したとしても、また次の目標を設定せざるを得なくなり、自分を追い込んでしまう。別に目標は達成できなくてもいいという考え方も大切だ。

② 生産性マインドからの解放

趣味が何か仕事につながるものが理想と考える人が多い。しかし、それではその趣味を心の底から楽しめているとは言えなくなる。やっても何にもならない趣味こそ大切であり、それこそが心の豊かさにつながると考えることができる。

大切なことは、今、この時間に意識を向けることである。先のことなど心配したって何も変わらない。今できることややるべきことに集中するべきなのだ。

時間の考え方として、人と時間を共有することを大切にした方が良い。人と同じ時間を過ごす方が圧倒的に楽しいし、人生がより充実する。自分の時間と人と過ごす時間のバランスを取れるものこそ時間を制しているといえるのではないか。