割安株を見つけること

高配当株投資において、割安である株を購入することはとても大切なことだ。高配当株投資は配当金を得ることが目的であるため、株を購入したらずっと保有することが基本戦略となる。そのため、いかに安く株を購入できるかが、成功できるかどうかのポイントになる。

割安かどうかの指標として、PERが用いられる。PERとは、株価を一株当たりの純利益で割ったものであり、平均は15倍と言われる。この15倍よりもPERが高いか低いかで、割安度をはかる。

また、PBRという指標も用いられる。PBRは、株価を一株当たりの純資産でわったものだ。平均は1倍と言われており、PBRが1倍よりも高いか低いかでも割安度をはかれる。

この指標以外にも、配当利回りや増配率、配当性向、ROEなど様々な指標を用いることで、適切なタイミングで株を購入することができる。もちろんこの指標がすべてではない。数値が好ましいものでも、会社の業績が低迷することもある。

ただし、この指標を用いることで大きく失敗する可能性は極端に減る。数字はとても参考になる。この数字といかに向き合えるかが成功できるかどうかの鍵となる。投資に必ずはない。ただし、自分のルールのもとで、割安なものを見つける技術を磨いていくことで成功につながっていくと信じている。