マイナンバーカードがスマホに紐づけ

先日、マイナンバーカードがスマートフォンに連携されるというニュースを聞いた。もともと、アンドロイドの端末は認められていたが、i-phoneの端末は規制がかかっていた。そこを河野太郎さんがAppleのCEOに直談判しに行って、認められる形となった。

マイナンバーカードは、少しずつ日常生活で活用できるようになってきた。住民票をコンビニで出力できたり、証券口座の開設に必須であったり、保険証の代わりになったりする。今後は、免許証と一体化される予定になっており、カードを複数持たなくてすみ、スマホ一つで身分証となる。

引っ越しをすると、住所変更の変更の手続きが大変だ。今まで、人生で3回引っ越しをしているが、いずれも貴重な時間を使って住所変更に時間をかけざるを得なかった。しかし、それも、マイナンバーカードの登場と、スマホへの紐づけ等により、手続きの簡素化につながる。

芸能人の中には、マイナンバーカードは政府の陰謀だと、自主返納する人がいる。これからマイナンバーカードがより必要な時代になるというのにもったいない考え方をしていると感じる。確かに個人の情報を政府は管理しやすくなるだろう。それでも、収入や資産、家族構成によって税金を適切に徴収できるようになったり、逆に支援ができるようになったりすることにもつながるのではないか。

便利な世の中になることは、自分の本当に時間を使いたいところに時間が使えるようになるということだ。便利さを有効に活用できる人こそより豊かになっていくのではないだろうか。