若い人がどんどん出世していくことで、その人は注目される。ただ仕事ができるというだけではなく、周りから信頼されているからこそ上に上り詰めていくことになる。管理職になることが「罰ゲーム」であると感じる若者が増えているというニュースが報道された。出世することは、責任だけ重くなり、仕事が増えて、自分のプライベートを脅かす。そのように考えている人が多いのだろう。
タイパやコスパという言葉を耳にするようになった。限られた時間内で、最大限の効果を出す。それが重視されている。仕事をしていく中で、生産性を高めるためには、とても重要な考え方だ。
しかし、コスパやタイパを考えすぎて、本当に大切な同僚や上司、お客様との関わりをおろそかにしてしまうと、最終的には自分自身に返ってくることになる。一見無駄思えることでも、それを続けていれば、得られる能力もあるし、評価してくれる人も出てくる。
出世をすることは、間違いなく負荷がかかる。自分の仕事だけではなく、周りの進捗時状況も確認しながら仕事をしなければならない。周りを管理したり、育てる目を養うことができるメリットがあるのだ。
若くして出世することは、デメリット以上にメリットもある。やってみなければわからないこともある。もしかしたら向いているかもしれないし、向いていないかもしれない。ただ、挑戦する価値は大きいと思う。迷っているのであれば、一歩踏み出してみてはどうだろうか。