お金を借りてくる人達

最近になってお金を貸して欲しいと言われるようになった。家族や友人には、経済的に安定した状態をキープして欲しいのだが、それがなかなか難しいようだ。

共通して言えることは、消費者金融のお世話になっていることだ。一度、債務整理されて、信用情報がブラックリストに載り、お金を借りることができず、クレジットカードさえも使うことができない不便な生活を強いられている。

その人達は、一度そういった失敗をしているから、次はまともになるかと思われるが、なかなかそうはいかないようだ。お金を稼いでも、そのお金を垂れ流すような生活を送ってしまっているのだ。

その日暮らしの生活を送っているために、なかなか先を見据えて貯金ができない。もしものときにお金を貯めていないから、急な出費に対応できず、身内からお金を借りるという選択肢を取らざるを得なくなる。

お金を貸さないという選択もある。しかし、自分と距離が近い人達なので、一定額ならと、お金を貸してしまう自分がいる。それが果たして本人達のためになっているのかわからない。短期的に見れば救っているように見えるが、長期的にはただ甘やかしているのかもしれない。

優しさとはなんなのか、よく考えさせられる。