先日、出張中にスピード違反で捕まってしまった。平日の昼前に、田んぼの田舎道で４０キロ制限区間において、63キロ出したとして罰金1万5千円払った。標識に気づかず、自分に落ち度があった。赤色灯をつけた覆面パトカーが後ろから追跡してきて、駐車して、二人の機動隊員と10分程度話をして、その場を後にした。
その時は仕事の出張中で、普段通らない道であり、目的地まで少し距離があり、高速を使うか迷った結果、下道を選び、後から後悔することとなった。
高速代金は1500円程度であり、その10倍の金額を支払わなくてはならなかった。さらに、ゴールド免許であったため、任意保険の保険料も今後上がることを考えると、金銭的なデメリットは大きい。
捕まったその日は、落ち込んだが、よく眠れたし、次の日からはあまりそのことを気にしなくなった。おそらく社会人になり、1万5千円という金額がそこまでの負担と感じなくなったということもあるだろう。しかし、それ以上に気持ちを切り替える方法を身につけていたから、普通でいられたのではないかと考えることができる。
その方法とは、マインドフルネスである。目の前のことに集中することで、捕まったことの意識が薄れていったのだ。目の前の仕事に集中したり、本を読んだり、動画を観たり。普段から、ながらスマホなどをしない習慣があるため、すぐに気持ちを切り替えることができた。
普段の行いが自分の人生を作る。後悔しても仕方がない。目の前の起こっていることに目を向けると、その日がより充実したものになると改めて感じることができた。
