受験前の1ヶ月間

林修先生は受験前の最後の1ヶ月間がその人の今後の人生を大きく左右する可能性があると語っている。頑張って合格を勝ち取れば、それが自信につながるし、努力は成果に結びつくことを学べる。何も努力せずに落ちれば、努力不足だから仕方ないと諦めがつき、次からは頑張ろうと思える。

努力はしたが、結果が伴わなかった場合は、努力してもダメだったのだから、自分の頑張りや能力が不足していたと納得できる。

問題なのは、努力もせずに合格してしまった場合である。ここで、頑張りもしないで合格を勝ち取ることによって、何もしないでも人生なんとかなると思ってしまうようになる可能性がでてくる。また、ライバル達はやりきって合格を語っているわけだから、その人達と差がつくことは当然である。

努力が成果に必ず結びつくとは言わない。しかし、大きなことを成し遂げるためには。必ずと言っていいほど、努力しなければならない。その頑張る習慣を受験で身につけた人は、厳しい社会を渡っていくことが可能になるのではないか。