仕事ができる人、できない人

仕事ができる人は余裕がある。仕事ができない人は余裕がない。余裕を作ることが、仕事ができる人になる秘訣だ。経験により、ある程度余裕ができるものなのだが、年齢を重ねた先輩でも、ミスが多かったり、仕事ができないなと思うことも多い。

では、どうすれば仕事ができるようになるのか。それは、楽できる仕組みを作ることに尽きる。例えば、毎日やらなければいけない業務であれば、朝、静かなうちにさっさとやってしまう習慣を作ったり、この時間にやると決めて毎日それを実行するようにしたりするなど、習慣の力をうまく使えばいい。人の意思は気分によって左右される。しかし、習慣にしてしまえば、無意識でその業務を行うことができるのだ。

身の周りの整理ができていることも重要だ。大切な書類をどこにしまっているかわからない状況になれば、探す時間がもったいない。机の上を常に片付けておけば、その無駄な労力も必要なくなる。

与えられた仕事をすぐに相手にパスできるかどうかも重要だ。自分で仕事をかかえると、相手に迷惑がかかる。相手にゆとりをもって仕事をしてもらうためにも仕事はすぐにパスすべきなのだ。

優先順位付けも大切だ。急ぎで重要な仕事からやる。次に、急ぎでどうでもいい仕事をやる。急いでないけど、大切な仕事をやる。どうでもいいことはやらない。急いでないけど、大切なことをどれだけできるかがその人の成長に大きく関わっていく。

仕事はいつ舞い込んでくるかわからない。急な要求に応えるためにも、常にゆとりをもつことを目指すべきなのだ。