家賃は今すぐに下げることができる。なぜならば、不動産物件は経年劣化が当たり前で、少しずつ価値が下がっていき、周りと比較しても、見劣りするようになっていくから、家賃を下げなければ人が集まらなくなるから、大家さんと交渉すれば、意外にもすんなり家賃交渉に応じてくれるからだ。
意外にもその事実を知らない人が多い。聞けば分かりやすく納得できる話であるが、なかなかその発想には至らない。この考え方は不動産業界では当たり前のようである。
賃貸物件というものは、定期的に家賃収入が入ってくる魅力的な投資商品であるが、退去した際には、多くのリフォーム代がかかり、新しい入居者を入れるのに苦労したりする。入居までにはリフォームで時間がかかることから、家賃収入が入らない期間が続く。
大家さんの立場からすれば、頻繁に入居者が変わるよりも、家賃収入を下げてでも長く入居者に住んでもらいたいのが本音である。
だからこそ、意外にも家賃交渉はうまくいくものだ。