不動産投資は、堅実さが求められる。そのため、なんとなく物件を購入するのではなく、しっかりとした知識をもとに行動、判断していくことで大きな失敗がなくなる。不動産投資で成功するためには、利回りに着目することが重要だ。
表面利回りは、1年間の家賃収入÷物件の購入価格で求められる。しかし、大切なのは実利回りだ。実利回りは、(1年間の家賃収入ー経費)÷(物件の購入価格+管理費用)で求められる。表面利回りが10%であっても、実利回りにすると5%になってしまうことがざらにある。
実利回りで10%を目指して、物件探しをするとが大切だ。しかし、なかなかそういった美味しい物件は見つからない。そういった物件はすぐに売れてしまうからだ。そのため、手間暇がかかるけれども、リフォームすれば利回りがでるような物件をつかむのも一つの手段だ。
不動産投資は、いかに安く良い物件を購入できるかが重要である。それと同時に、出口戦略も重要になってくる。安く物件を購入し、定期的な家賃収入を得ることができても、その家を売却するときに、買った金額の半額になってしまえば、トータルの儲けは少なくなるだろう。いかに、高い価値のあるものを安く買うことができるかどうかがより重要なのだ。