金融教育の難しさ

お金の知識というものは、あって困ることはないし、知っておいた方が得をすることが多い。しかし、日本の人々は、お金に関する話をすると、いやらしいとか、汚いといったイメージを持つ人が多い。

もっとお金に関する知識と、学ぶ意欲を持つべきなのだ。ではなぜ、そのような考えになっているのかというと、我々日本人がお金に関する知識がないことが原因である。

親がお金に関してよくわかっていなければ、子供にうまく伝えられるわけがない。さらに、学校教育でも、今年度から高校の家庭科の授業で金融教育が行われることになったが、正直先生自体がよくわかっていないのだ。

教える側の知識不足により、子どもたちはお金に関する知識を得る機会を失ってしまっているのである。

さらにお金に関することは1日そこらでは決して身に付かない。積み重ねていかなければ、理解することは難しい。

このお金に関する教育こそ、豊かに生きていくために今こそ必要な教育なのだ。