貯金しつづけて何が楽しいのかと考える人がいる。稼いだり、増やしたりしたお金は使ってなんぼ。お金は単なる道具であり、それをいかに有効に使えるかどうかでその人の人生は変わる。
貯金する人たちは次のことを考えている。
① 経済的安定と自由
お金が貯まれば、自由度は増す。仮に、1ヶ月働けなくなったとしても、貯金していれば、不安なく過ごすことができる。必ず休みなく働かなければならない状況にあることは息苦しい。自分の意思で働く選択をしたいものだ。
② 道徳
お金を使うことに罪悪感を覚えてしまう。お金を使うことはもったいないという感覚があるから、その人はお金を貯めることができる。いずれにしてもバランスが大切だ。価値のあるものにお金を使うことが重要であり、決して価格だけで判断してはならない。
③ 社会
余ったお金は社会に還元しよう。困っている人たちのために余ったお金を積極的に寄付していくことで幸せにつながる。人は、ものを与えることで幸福感を得ることができる。
貯金があれば幸せであるとは言えない。しかし、貯金するメリットは大きいし、貯金することで得られる心理的安定も、普段の生活の充実にもつながる。バランスの良い家計管理を目指したいものだ。