出世するメリット

出世が早いと、周りから注目されるものだ。おそらく仕事ができるのだろうとか。責任感が強く任せられる人だとか思われる。出世に関しては、実力だけではなく、運の要素も強い。なぜこの人が管理職になっているのか理解できないときがある。決して、仕事ができるわけでもなく、コミュニケーションが上手なわけでもない。

本人のやる気は当然必要だ。出世をするためには、誰かその人を引き上げてくれる人が必ずいる。その引き上げてくれる人が必ずしも、人を見る目があるとは限らない。人を見る目がないにも関わらず、出世してしまえば、その後の人選も悪くなるのは当然だ。

しかし、誰がどうみても、仕事ができて、信頼されている人は出世する傾向にある。しかし、そういう人に限って、出世欲がなかったりするので、それもまた難しい問題だ。

出世することで、周りを動かす機会が増え、周りが良く見えるようになる。逆に言えば、周りが良く見えていなければ、上司としての役割は果たすことができない。部下に仕事を振ったときに、必ず仕事ができない場合がある。

その部下が仕事ができない場合にどうするのか考えるのが大きな仕事だ。仕事の頼み方が悪かったのか、それとも、振る仕事がマッチしていなかったのか。上司として学ぶべきことは多くある。

良いチームを作れる人は、どんどん出世する。良いチームを作るために、周りを見る目、コミュニケーション能力、適切な役割分担などの采配の力は必須だ。良いチームをつくることができる人は、良いリーダーになれる。出世することで、良いリーダーになるチャンスをつかむことができるのではないか。

プログラミングを学ぶメリット

最近、日本でプログラミング教育を推し進めている。小学校や中学校で行うものは、プログラミングの考え方を教えるようで、実際のプログラミング言語を教えるというわけではない。ただ、この基礎があれば、実際のプログラミング言語を学ぶときに大きく役立つ。

プログラミングを学ぶことで得られるメリットは大きい。プログラマーシステムエンジニアという職業を目指すことが可能になる。そういった職業は基本的に土日祝日は休みのところが多く、福利厚生もしっかりしている。月1回の美容院代を支給するという会社もある。

働き方も様々だ。時短勤務が可能だったり、会社に完全に行かなくても良いようなフルリモートの会社もある。子育てや育児で大変な女性にこそ目指してもらいたい職業だ。働きながら子育てをするお母さんたちには頭が上がらない。そんな世の中の女性たちにとって働く時間を自分の裁量で決めることができたり、通勤などの無駄な時間がなくなるということは、大きな魅力なのではないだろうか。

プログラマーシステムエンジニアの業界はブラックだという話も聞いたりする。しかし、時給というよりも、成果給で給与は決まるところも多くなってきているようで、能力があれば、働く時間を減らしたり、高収入も目指すことができる業界だ。

独立もしやすい。世の中にエンジニアたちは不足しており、エンジニアたちは引く手あまただ。独立して起業して仮に失敗しても、戻って来る場所が確保されている。やればやるほど、実力がつき、収入があがる世界だ。こういった業界をもっと勧めていくべきなのではないだろうか。

意見を主張するメリット

先日、職場の会議で上司の決定に抵抗してしまった。正直、その上司は現場の経験が浅く、自分の価値観だけで物事を強引に推し進めようとしていた。これまでもそういったことが多くあり、周りの同僚は我慢を重ねていた。おそらく、その上司は周りが我慢をしていることさえ気づいていない、鈍感な人間なのだ。

会議では、皆同じ方向で考えているような意見が出ていたにも関わらず、その上司はそれを覆してきた。まったく理由がわからなかった。ただ、自分がこうしたいということしか伝わってこなかった。

さすがに、普段おとなしい自分も意見をした。この決定がなされれば、自分自身のモチベーションだけでなく、周りの同僚のモチベーション、職場の環境が大きく低下すると感じた。

勇気を出して意見した結果、その上司は考えを改めてくれた。自分以外にも多くの人が、その上司の意見に反対した。それもあってか「多くの貴重な意見をありがとうございます」と言っていた。

自分の考えは主張するべきだなと改めて感じた。何も言わなければ、状況は変わらなかった。主張したからこそ、状況は変わった。もし、言わないで我慢していれば、あのときいえば良かったとぐちをこぼす人になってしまっていた。

結果が出なくても、チャレンジすることで得られることは多い。結果が伴わなくても、自分の意見に賛同してくれたり、味方になってくれる人もいる。もちろん意見をすることで嫌われることもある。万人に好かれることなどできない。周りの意見を聞きつつ、芯のある人になりたい。

お金と仕事が理由で断る人

友人からの誘いがあった際に、お金がないから。仕事で忙しくて。という理由で断るのはつらいものだ。もちろん、誘われたこと自体が面倒なものであった場合は例外であるが、楽しい機会を逃してしまっているのはもったいないと感じる。

幸運は人からもたらされるものであると考えている。5年間、誰ともかかわらずに、ずっと家で過ごしている人と、様々な人と接してきた人では、大きな差がつく。当然、不幸をもたらす人もいるのは事実だ。しかし、それも経験であり、自分にあった人、付き合いたい人は自分自身で選んでいけばいいのだ。

学生時代は、よくお金がないという理由で遊びを断ったものだ。大学の卒業旅行もお金がなくて行けなかった。明らかに機会損失といえる。もしかしたらそこで、人生を変えるきっかけが生まれたかもしれないし、いい出会いがあったかもしれない。今でも語り継がれる、事件に巡り会えたかもしれない。

社会人になってからは仕事が理由で遊びを断ることが多くなった。日程的に厳しい場合もあったし、仕事の疲れで、遊びに行く体力や精神力がなかったときもあった。自分に余裕がなければ、楽しむことができないと判断した。日頃からの心身の健康を維持することの大切さを実感する。

私の友人でウーバーイーツを仕事にしている人がいる。会社員という安定を捨てて自由を手にした。もともと遊ぶことが大好きで、お金の管理も苦手だった。そんな苦しい体験から、今では、しっかりとお金を管理できるようになり、好きなときに仕事をして、好きなときに遊びに行く生活を送れている。

彼は、自分がどんな人間か理解したうえで、自分の歩みたい人生を送ることができている。主体性のある生き方だ。正解は人それぞれだ。向き不向きは当然ある。文句を言っていないで、自分のいきたい生き方を堂々としたいものだ。

仕事のモチベーションを高める方法

仕事は、人生の中で大きな時間を使うことになる。そのため、働いている時間に幸福を感じるかどうかは、その人の人生の幸福に大きな影響を及ぼす。そのため、仕事が楽しくできるかどうかは、とても大切な要素である。ここでは、仕事のモチベーションの高め方をいくつか紹介する。

① 成功よりも充足感を重視する

成功することは次の出世や昇給に大きく影響する。そのため、会社で成功を追い求めがちだが、充足感が大切だ。仕事仲間との関係性や仕事内容の満足感など、結果よりも、今目の前の状態が幸せかどうかに注意を向けることも大切なのだ。

② 大きな一つのモチベーションも、小さな複数のモチベーションを大切にする

大きな一つの情熱だけもって仕事をしていても、挫折があったときに立ち直りにくい。いくつかの小さなモチベーションがあれば、モチベーションは維持されやすくなる。複数のモチベーションの組み合わせこそが、やる気につながる。

③ 大きな情熱よりも、小さなモチベーションを追い求める

自分の軸を持つということは大切だ。企業の経営理念を考えて仕事ができることは立派なことだ。しかし、モチベーションはもっと個人的で、マニアックであって良い。仕事をする理由は人それぞれだ。モチベーションの維持の仕方も人それぞれで良い。

 

古い友人との飲み方

大学時代からの友人とは濃く、長い付き合いをしている。私は高校時代まで、真面目に生きてきた。テストで良い点ととることや、部活で技術を高めることなどに価値をおいていた。友人と話すことはあったが、くだらないと思うような話はほとんどしなかったように感じる。

しかし、大学に入学して価値観が180度変わった。「人生は楽しんでなんぼだ」という考え方を持つようになった。楽しいを作るために、交友関係を広げ、面白いと思う人から様々な学びを得た。別に芸人になるわけではない。日々、楽しく生活するために生きていた気がする。

もちろん無茶なこともたくさんやった。今考えれば、無駄だと思うこともあるし、人に迷惑をかけたこともある。飲み会でも何度も潰れるほど飲み、楽しさと後悔の連続だった。

先日、大学時代の友人と飲む機会があった。普段は、お酒の量はセーブしているのだが、古くからの友人たちと一緒に飲むということもあって、浴びるほどのお酒を飲んだ。その瞬間は日頃の仕事のことは一切忘れることができた。くだらない昔話に大きな価値を感じた。無茶にも大きなリターンがあることをいつも教えてくれる。そんな貴重な大切な仲間に感謝したい。

仕事の振り方

仕事をしていて経験値が上がると、仕事を単純にこなすところから、仕事を振る側に回ることになる。できる仕事が増えていくのだから、当然徐々にポジションは上がっていくことは自然なことである。

仕事を周りに振るというのはなかなか難しい。自分が仕事ができるからといって、周りを信用せずに、自分で全てやろうとすると潰れてしまう。かといって、できない仕事を振って組織を混乱させるのも好ましくない。

仕事を振る際に注意するべきことは、できるだけ仕事を排除してあげることだ。無駄なことを部下にさせても時間の無駄だ。ある程度上の立場の人が、やるべき仕事を厳選してあげることが大切だ。

そのためにも、それを判断する経験値が必要になり、自分のことだけでなく、周りをよく見ている人が、上に立つべきなのだ。これは、やってみて、実際に経験したり、失敗しなければわからないことも多い。

仕事を振る際に意識するべきこととして、部下の成長に関わるものかどうかという視点が必要である。自分だけ成長しても組織は良くならない。自分を含めて、部下の成長も組織の生産性の向上には必要不可欠だ。そのため、部下を成長させるために、どんな仕事を振ればいいのかについて考えていくことが大切だ。