金利の水準を知ることの大切さ

金利について学生時代に学んだことがなかった。複利や単利について知ったのは社会人になってからかもしれない。借金をしてはいけないということはよくわかっていたが、借金をすればどれぐらい損をするのかのイメージは持てなかった。

金利について深く学ばないまでも、世の中の金利の水準を知ることは大切だと感じる。例えば、住宅ローンは金利0.2〜2%、自動車ローンは2〜5%となっている。契約する銀行やその人の財務状況によっても金利は変わってくるが、このあたりだろう。

クレジットカードの分割払いやリボ払いの金利は15%程度だ。クレジットカードは一括払いであれば、利息はつかない。むしろ、1%ポイント還元してくれるカード会社もある。支払い方法によって、大きく損をしたり、得をしたりするということをどこかで学ぶ機会があると良い。

はっきり言って、金利15%は重い。金利についてよく理解している人は、このサービスに近寄らない。どうしても使わざるをえない場合は仕方ないが、金利15%の負担をよく理解し、できるだけ利用しないような生活が望ましい。

投資の神様のウォーレン・バフェットウォーレン・バフェットの平均利回りは22%だと言われている。この水準を知っていると、これ以上の利回りは詐欺である可能性があると解釈できるようになる。騙されないために、損をしないために、金利の水準を知ることは大切だ。