ZOZOの創業者である前澤友作さんは新しくカブアンドというサービスを始める。これは、電気ガス、水道、通信回線等、既存のものから、乗り換えを行うと株がもらえるというサービスだ。その株は、もらった時点では売却できず、前澤さんの作った会社であるカブアンドピースという会社が上場すれば、売却は可能になる。
せっかく乗り換えを行ってもいつ上場できるかよくわからないところが、懸念点だ。会社の業績が良くなければ、会社はいつまでたっても上場することはできない。ただ、一般的に、未公開株が、新規上場すれば、株の価値は高まるため、うまく行けば大きく得をすることもできる。
前澤さんは、このカブアンドのサービスを行う理由は、国民に株主になってもらいたいという気持ちから来ている。貧富の差が大きく、資本家が大きく得をする世の中の仕組みがある以上、国民が資本家になるという選択を気軽にできるようにしたいという。
前澤さんは、会社を起こして、それを売却し、大きな富を得た。お金持ちでなければ、得られない情報を得たり、体験をしてきた。だからこそ、もっと多くの人にお金を得ることでもっと豊かになってもらいたい気持ちがあるという。
カブアンドというサービスに参加するかどうかはよくわからない。ただ、前澤さんの考えには共感できる。自分だけ豊かになればいいというわけではなく、自分の身の回りの人がもっと豊かになってもらいたいという気持ちは応援できる。こんな人を日本は大切にしていかなければならない。