年金だけで生活できるのか

働く高齢者が増えているという。これまでは60歳を過ぎれば年金ぐらしに入る高齢者が多かったが、60歳を過ぎても働き続ける高齢者が当たり前になりつつある。一世帯あたりの年間の年金支給額は200万円程度であるという。月で換算したら、月16万6千円になる。

高齢者になれば、体力や気力がなくなりあまりお金を使わなくなるようだが、月16.6万円の支出をする可能性もあるのかもしれない人は働き続けなければならない。年金受給者の中で4割が働いてるというデータがある。

この働いている高齢者の働く理由を聞いてみたいものだ。お金のためなのか、人のためなのか、自分の幸せのためなのか、健康のためなのか。人それぞれ働く目的は異なる。共通して言えることは、嫌々働くのは好ましくないということだ。自分自身で働きたいと思って働く分には良いが、生活のために働かざるを得ない状況は理想ではない。

将来働かない選択肢を取るためには、若いうちから老後に備えて貯蓄や投資をしていくべきなのだ。株の配当金や不動産の家賃収入で月に5万円でも収入が入れば、人生の選択肢は増えるのではないだろうか。

これから少子高齢化はますます進み、年金の支給額は間違いなく減っていく。それを見越して、自分自身でiDeCoやNISA等を利用して資産形成していく人がもっと増えると、もっと豊かな人が増えていくと思う。少しでも豊かな人が増えてほしいものだ。